苦痛ゼロの引っ越しガイド

誰もが気になる引っ越しの総額。距離や荷物の量、時期、サービス内容、そしてもちろん利用する業者によって変わってくるので、決まった額が存在しないというのが実情。また、見積もりとはかけ離れた額を後で請求されて、だまされたような気になったという話もよく聞きます。ここでは、そういった問題をできるだけ避け、よりリーズナブルで快適な引っ越しをするためのヒントを紹介します。

引っ越し業者選び

    ライセンスのある業者を選ぶこと。ニューヨーク州内の引っ越しであればニューヨーク州運輸課 New York State Department of Transportation(DOT)が、他州にわたる引っ越しならば連邦道路管理局 Federal Highway Administration(FHWA)が消費者を守るためのさまざまな規約を設けています。名前とライセンス番号、住所を守るためのさまざまな規約を設けています。名前とライセンス番号、住所を提供している業者を選ぶことは、大きな問題が起きずにスムーズに引っ越しをするための第1歩。最低3カ所のライセンスを持った業者から見積もりの書類を出してもらい検討するといいでしょう。また、運輸課に問い合わせて、業者のビジネス記録を参考にするのもいいかもしれません。

料金のしくみ

    引っ越しの露涌金は、以下の2つの方法で決められます。

    1) 時間レートの引っ越し Hourly-Rated Moves

    40マイルよりも短い距離であれば時間でのレートが主流。必要な車の大きさと人数(通常3人)により1時間のレートが示され、何時間かかるかによっれ見積もりが出されます。
    2) 重量レートの引っ越し Weight-Rated Moves

    40マイルよりも長い距離の非腰であれば、荷物の総量と距離によって料金が決められることがほとんど。見積もりは100ポンド単位で出されます。
    見積もりを得る。

    まったく同じ条件を提出して数社から見積もりの書類を出してもらいましょう。家族構成、新旧住所の特徴、荷物の量など、できるだけ詳しく。業者によっては、訪問見積もりを派遣して、より詳しい見積もりを出してくれるところもあります。

    仮見積もり Non-Binding Estimate
    どこの業者でも、無料で見積もりを出してくれます。ただ、これらの見積もりはあくまでも目安。時間レート引っ越しでは仕事が完全に終わるまで、また重さレートの引っ越しでは荷物をすべてトラックに積み込んだ後に重さが正確にはかられるまでは、最終的な請求額は決定されないのです。またその際、ストレージの利用、階段での追加料金、パッキング用品、ピアノやコンンピューターなどの追加料金といったサービス内容もしっかり確認しておくことが大切。

    完全見積もり書 Binding Estimate
    業者によっては、契約書も兼ねた完全見積書を出してくれるところもあります(別料金)。その場合、見積書には出ていない追加のサービスをうけた場合を除いては、それ以上の費用を請求されることはないというもの。多少の費用と手間はかかっても、後々のリスクを考えれば賢い方法かもしれません。

荷物を受け取る

    荷物を受け取る時には、すべてが無事にとどいているか必ずチェックしてからサインすること。最終的な請求額が見積書より(時間レートの引っ越しの場合は25%以上、重さレートの引っ越しの場合は10%以上)も上回った場合、見積もり額とその25%(もしくは10%)の追加料金を払えば荷物はすぐに配達されることになっています。そして残った料金は15日以内に払うよう義務づけられています。

その他のヒント

    ●1年間でも、5月から9月までの夏場は引っ越しのピーク期間。また、月始めと月末は混み合うので、この時間を避けるのがベター。もしこの期間に引っ越しをする場合は、出来るだけ早くスケジュールをたてて、手配を始めましょう。
    ●支払いは、事前にクレジット・カードでの支払いをアレンジしておかないかぎり、現金かサーティファイドチェック、マネー・オーダー、トラベラーズ・チェックに限られます。見積もりよりも10%~25%の余裕を見て用意しておくこと。
    ●パッキングは出来るかぎり自分で済ませておくと、かなりの節約になります。段ボール箱はほとんどのスーパーマーケットで無料でもらえるので、日常生活で必要のないものから除々に始めましょう。貴重品や身の回り品などは自分で運ぶ方が無難。
    ●長距離の引っ越しの場合、荷物の配達日を指定するのは困難。期間の設定はされるはずですが、さまざまな事情により遅れる可能性もあります。いざという時のため、新居値での連絡先、途中で経過する街での連絡先を業者に知らせておくとよいでしょう。

政府機関の引っ越し情報サービス

    ニューヨーク市消費者問題課
    New York City Department of Consumer Affairs

    42 Broadway, New York, NY 10004
    Tel: 212-487-4283

    ニューヨーク州運輸課
    New York State Department of Transportation(DOT)

    50 Wolf Road Albany, NY 12232
    Tel: (518) 457-6195 (518, 315, 716, 914, 607の市外局番からかける場合)
    Tel: (718) 482-4810 (212, 718, 516の市外局番からかける場合)

    連邦道路管理局
    Federal Highway Administration

    1200 New Jersey Ave., SE, West Bldg 7th Floor, Washington, DC 20590
    Tel: 202-366-4000