アメリカの教育制度
アメリカで幼児教育はプレスクール(Preschool)と呼ばれ、その中でも日本の託児所にあたるものをデイケア・センター(Day Care Center)、保育所にあたるものをナーサリー(Nursery)といい、通常3〜5才の子供を対象としています。 デイケアやナーサリーには必ず実際に行ってみて、学校の様子をチェックすることが大切です。アメリカの教育制度は州によって異なりますが、通常は6才〜18才までの12年間が義務教育となります。また、連邦政府に教育庁はあるものの、教育に関する予算・人事・教育方針やカリキュラムなどは各学校区(School District)の教育委員会(Board of Education)に委託されているので、良い学校区を選ぶ為に正確な情報を集める努力が必要です。公立学校の予算は州からの補助金の他、その学校区の住民の固定資産税から賄われているので、エリアによって教育環境が断然違うこともあります。 アメリカには多くの日本人学校が存在しており、海外で生活する子供達にとって、国際性を身につけると同時に、日本の教育に触れられる良い機会を与えてくれます。日本人学校は全日制のほか、放課後や週末のみを利用したパートタイム制の補習校や学習塾があります。また、家庭で学習できる通信教育を利用するのもよいでしょう。日本人学校各校の概要等については次頁を参照して下さい。